今日は早起きして、
飛行機で東京へ行ってきました。写真真ん中には富士山が写ってます。
目的はオーディオテクニカの新製品を見て、聴くため。7時の飛行機に乗って出発、10時からの発表会に参加して、1時半過ぎの飛行機で帰るというハードな旅でしたが、いちはやくこの情報を届けたいのと、やはりとても高い商品なのでメーカーさんが用意したしっかりとした環境で体験しておきたいという気持ちで行ってきました。
とても高いというと、オーディオテクニカはレグザットというハイエンドブランドを扱っています。当店も認定店として販売していて定番商品です。
とはいえ、最近ではホームオーディオのケーブルもカーオーディオで使うようになってレグザットよりもワンランク上のケーブル類がチラホラと見られるようにもなってきました。
そんななか、さらなる高みを目指すユーザーに向けて企画されたのが今回の商品。
発表会の開場は御茶ノ水にある
テクニカハウス。なかはとても洗練された空間で、ドラマのロケなどでもよく使われているそうです。
そのなかのスタジオを使って発表会が行われました。昨日と今日と2日間に分けて多くの人が訪れているそうです。
そして今回登場するのがこのRCA。プレミアムレグザット。
AT-RX5500A。純度は7N、三菱のD.U.C.C.という世界最高水準の純度を誇る銅導体を使用しています。
プラグ部分は64チタン合金の削りだし。実際に持ってみると質感が違います。カー用として設計してきたブランドだけに内部構造でも更に振動の影響を抑制される工夫が随所に施されています。
ケーブルの表面はシルク編組。イメージとしてこの手の高級ケーブルは硬そうに感じますが、このシルクの質感もあってかとても優しい肌触り。そしてケーブルも柔らかめで取り付け性も良さそうです。
試聴は、50周年モデルのレグザットRCA、現行のAT-RX28、そして新しいAT-RX5500Aで比較試聴となりました。
50周年モデルはあえてオーディオテクニカ独自の音作りをされていたイメージです。重厚で落ち着いた雰囲気。
これが現行のAT-RX28では50周年モデルとは違ってややブライトな方向へ変化し鮮度感や明瞭さが変化します。
そしてAT-RX5500A。
同じ曲を聴いてるんですが、50周年モデルと同じ音源とは思えません。もちろん50周年ケーブルにはその良さもありつつも、この新しいケーブルは方向性が違ってあまりにも自然です。レグザットで初めての7Nケーブルですが、あえてストレートに素材の良さを出すことで究極にナチュラルなサウンドへたどり着いたようです。
とくに、ハイレゾ試聴が定番化してきたハイエンドシステムには間違いなくマッチするケーブルですね。試すことが可能ならば自分の車で差し替えて変化を確かめてほしいくらいです。
さて、気になるお値段です。
0.7mからで税抜き15万円。5mまでいくと36万5千円。
アクロリンクのスペチアーレあたりと近い価格帯ですね。
受注生産のため1ヶ月から2ヶ月ほどかかるそうです。本当にプレミアムですね。
当店のディスプレイに導入しますので、できれば比較試聴などもしてみたいなと思ってます。
発売は12月22日。すでに当店のお客様の中でも購入の意志を頂いている方もいますので気になる方はぜひご相談を。カタログは近日届きます。
これだけのために東京日帰りした甲斐がありました。
さて、今日はこのへんで。