今年を振り返った時、当店ではハイレゾ関連機器が大きく動いた年でしたが全国的にカー用品を振り返ると、ドラレコじゃないでしょうか?
今ではドラレコで通じますが、ドライブレコーダーが出初めの頃は余程ガジェット好きな人か実際に事故にあって揉めた経験がある人くらいかなと思っていました。
ここ数年は一般的にも認知されてきて、セキュリティーのついでに施工して欲しいというオーダーをちょくちょく頂いていましたが、今年の後半から、ドライブレコーダーだけのオーダーが続きましたね。
きっかけとしてはやはり高速道路でのアオリ運転が原因で死亡事故が報道され、その後も似たような悪質なアオリ運転が続けてワイドショーで流れたことからの要望措置、自己防衛のためのドラレコの需要が急激に伸びました。
そうなるとついつい迷惑運転をした犯人を見つけるためにナンバーがきっちり映るもの・・・イコール画素数という商品選びになりがちです。
ところが、最近の最新のドラレコでも条件によってはナンバーまで見えることがあっても逆に映らないこともあります。
もともとは事故などに遭遇した場合に信号が青だったかどうかとか、飛び出してきたのかどうかとか、事故が起きる情景を確認するためにGセンサーで事故の衝撃とともにファイルを別フォルダーに切り分けて保管・・・そういう用途がメインだったようです。
ドラレコに求める性能が昨今の事情により変わりつつありますが、事故が起きる状況を把握するという点では、やはり前方からだけというわけではありませんので側面、そして後方からの追突の状況が見えるということが自分を守る上で重要になってきます。
ユピテルのS10,そしてQ01は業界でも数少ない全周を撮影できるドラレコです。
Q01に関しては現在欠品中ですが、S10はあと数台ストックがあります。S10は駐車監視機能も標準装備。追加でオプションを買う必要もありません。同メーカーで販売しているGRGOシリーズでも採用されているマイクロ波(人影センサー)、そしてドア開閉、傾斜、振動といろいろなセンサーで周囲を監視。通常は録画をしていませんがセンサーに入力が入ることによって録画準備を事前にすませ必要があれば録画をするという方法でバッテリーの消費を抑え、追加バッテリー無しでも約2週間ほどの監視が可能。途中でバッテリー電圧が下がってしまうような場合は勝手に機能をストップしてくれます。
このS10の画素数は200万画素のカメラを使用していますが、最近のドラレコでは同メーカーでも400万画素があったり決して抜きん出ているわけではありません。ただ、事故の状況を記録するという点において周囲を1台のカメラで撮影できるということはとても有効です。
設定や撮影画像をスマホで確認できたり、車のオーナーの認識をブルートゥースでしたりと使い勝手がいいのもいいところ。
今年も残り少なくなってきました。年内のドラレコ装着をご検討の方はぜひお早めに。
S10は税込み54,000円。取り付けは車種によりますが1万円前後です。詳しくはおたずねください。
今日はこのへんで。