今週はずいぶん暖かくなってきて、春真っ盛りです。
家の近所でも桜はほぼ満開に近づいてきました。ここまで来ると今度は散り始めていくのが寂しく感じますね。時の流れを実感する瞬間です。花の命は儚いですね。
こちらは何でしょう。ここだけ接写するとわかりにくいですがウーハーボックスの中です。システムアップでお預かりのお客様の車両で、ウーハーの音の雰囲気を変えるため、吸音材で処理していたボックスの内部にレアルシルトの反射パネルを敷き詰めました。たまにこの施工をやりますが、箱が適正容量の場合は結構効果が出ます。ウーハーは箱の作り方で音がガラリと変わるものです。箱を作り変えるのは簡単ではありませんが、内部のチューニングが音質アップへ繋がる場合もあります。箱の構造によってはできないこともあります。間違えたアプローチは悪くなることもありえます。ウーハーはよく家の基礎に例えられます。低域がしっかりしていないと音像がふらついてしまいかねません。ちょっとした音質アップのときはウーハーBOXの見直しもお忘れなく。
これは何でしょう。表面はカーボンですね。
これはスピーカーのチャンバーです。BOXですね。ウーハーBOXと同じようなものです。これはスコーカー用なので小さいです。スコーカーはウーハーほど精密に箱の容量を狙ってる作ることは多くありませんが、もちろん適正容量を用意したいものです。でも現実的にほとんどの場合インストールするうえで困難です。
これはカロッツェリアのTSーZ900PRSのスコーカー(同軸)用です。真鍮のリングはM&M製。PRSの同軸スコーカーはバックチャンバーがあるのでこのようにチャンバーを作る必要はありません。これはインストール用に作ったマウントです。実際にチャンバーが必要なスピーカーではこの内部を綺麗に丸くしていきます。スピーカーの背圧をコントロールするためです。これをAピラーとかに加工取り付けするとかなりかっこいいですね。ちょっと大きいですけど。カーボンはフェイクではなく当店でワンオフ施工しています。こんなインストールもできますので興味がある方はぜひ。