【未知のシステム

昨日今日と、まるで夏かと思うくらいの日差しです。外にいると日差しがジリジリしていますね。その割にまだ少し花粉があったり黄砂が飛んでいたり。春と夏が混在したような不思議な天気です。

さて、

ただいまジープのラングラーサハラにオーディオの施工中です。

いままでにも施工している車種ではありますが、今回はアルパインの9スピーカー仕様の純正オーディオ付き車両。別途アンプがあってスピーカーがマルチ配線になっていたり、いろいろと未知なことが多く、施工前に下調べをしました。

スピーカーは他と変わらずダッシュボード内にエンクロージャーで収まってしました。これも外すのは意外と苦労します。口径は10cm程なので小さめです。表面にバッフルを作れば16cmもいけますが、箱の容量はとれないので難しいところです。

リアカーゴ側面のアルパインロゴ入りのウーハーは、

とても変わっていてボイスコイルが4個。ダブルボイスコイルは普通ですが、クアッドボイスコイルです。たまに市販でもありますが、純正にこれがあるとは。これもウーハーが4個あると思えば接続は問題ありません。

運転席足元奥で純正アンプを発見。配線が多く40本くらいありました。この中から目星をつけながら、どういう配線になっているのか、テスターやその他秘密工具を使いながら検証。

RTAという測定器も使って、マルチ配線になっているスピーカーにどのくらいの帯域が送られているのかを確認して、今回は

KICKERのKEYLOCを使うことにしました。これで帯域を復元しつつ、ハイロー変換して音質アップにもなります。

DSPはBEWITHのPLUG & PLAY 640。4chアンプ内蔵でフロントはこれでドライブ、純正ウーハーは別途アンプを付けてDSPのプリアウトでコントロールです。未知のシステムながら、音出し前の段階ではありますが先が見えたのでホッとしました。

思い通りの音になれば、さらにホッとできます。完成までは気を緩めずにがんばります。

では今日はこのへんで。