ピットでお預かりしているアルトワークスの作業が大詰めです。
只今スピーカーの取付中。
今回はM&Mのメタルバッフル。ピッチ変換のPCD1とセットにして固定。みるからにいい音がしそうです。面が保てて強度があるバッフルはスピーカー取り付けにとってとても大事です。
スピーカーはFOCALのFLAX。
ちなみに、アルトワークスの内張りの裏はこんな感じです。軽自動車はどれもそうですが平面的です。室内のスペースを少しでも広くという観点から来ていると思いますのでここは仕方ないところでしょう。かといって、内張りにたくさん防振などをするともともとクリアランスが少ないので内張り自体がはまらなくなることもあります。鉄板側のデッドニング、吸音、遮音、拡散を含めたトータルコントロールで現象を抑えていくのがドアの音作りです。
またドアのスピーカー部分はこのような感じでスピーカー保護のカーバーがあります。音的にはここの開口率も需要で、抜けの悪さは情報量の少なさに直結します。解決の一つは大きな加工になりますがアウターバッフルにしてしまう方法があります。ただ、カーオーディオを始めたばかりの方はできるだけ加工をしない方向をご希望されますので、そういうときにはここの音溜まりの処理を施してできるだけスムーズに音を出す環境つくりをするのがいいでしょう。スピーカーの直ぐ側なので吸わせ過ぎは音質の劣化にも繋がりますので素材選びには敏感に行きたい部分ですね。当店でもいろいろとテストを重ねて材料選びをしています。
まもなくこのアルトワークスも音が出ますので調整が楽しみです。
では今日はこのへんで。