今日は新製品の試聴をするために北九州まで。イース・コーポレーションさん取り扱いの新しいDSP。価格帯的にはマイクロプレシジョンやZRオーディオなどのスーパーハイエンドシリーズに新しく加わるDSPブランド、
【RESOLUT(リゾルト)】
Resolut A-DSP 264,000円
Resolut J-DSP 484,000円
Resolut T-DSPmk2 594,000円
Resolut M-DSP 880,000円
この4種類です。今回はAとTの試聴ができました。
こちらは今回聴いていないモデルです。M-DSPは16ch。基盤がダブルなのでシャーシもこのモデルだけ高さがあります。
組み合わせたアンプ、スピーカーはマイクロプレシジョン。
以前、このアンプの試聴会は当店でも行いましたが、これは次元の違う表現ができるアンプでした。
今回の試聴はまずDSPなしでホームのDAC単体でアンプ・スピーカーの音に慣れてからDSPの音の聴き比べをしました。
一番下のモデルのみDACはAKM。その上の3機種はESS。Aシリーズは一番下とはいえ30万円弱という価格だけに、現在よく取り付けている各社のDSPと比べてもなかなかのクオリティーです。特徴としては緻密というよりはエネルギッシュでありながらも心地よい耳障りの良いサウンド。中高域にかけて分離感が優れている印象でした。
Mシリーズになると、基本的にはその感じが残っていますがさらに低域でも解像度が上がってアンビエント情報が増えてきてステージの雰囲気や空気感が伝わってくるようなサウンドでした。
これから先、いろいろとこのDSPに追加するためのモジュールも出てくる予定だそうです。
一部の欧州車のMOSTから信号をもらうことができるモジュールやブルートゥースモジュール、それ以外にもあるそうです。
あと、この4機種全てにおいてアナログインプットはオプションになります。こちらもモジュールを追加という形で対応していきます。
今回の試聴はアナログインプットモジュールで試聴しましたが、このモジュールもしっかりとこだわっていてよかったです。合わせてDAPを使ったデジタル入力も試聴しましたが、比べてしまうとアナログよりもデジタル入力のほうがワンランク上の質感でした。
まだ数少ないハイエンドDSPというジャンルがこれから徐々に熱くなってくるかもしれませんね。
まもなく発売です。