トヨタのディスプレイオーディオが代表的ですが、最近のカーオーディオはヘッドユニット交換が難しいものが多くなっています。
実際、トヨタ以前にもマツダもマツコネと呼ばれるシステムですでに変えられなくなっていましたし、欧州車に至ってはさらにさかのぼって変えられるものが少なくなっていました。
そんななかでもトヨタが、多くの車種でディスプレイオーディオ標準化へ舵を揃ったというのはカーオーディオシステム構築の大きな分岐点になるのではないかと感じていますが、今の所のユーザーさんの声を聞く限り、ポジティブに捉えているというイメージは少ないです。ユーザーの声をカーメーカーがひろってくれるのかどうか。
現状トヨタ車を購入される多くの方はディスプレイオーディオを選択することになると思いますが、ユーザーさんの多くの悩みはスマホやAMAZON FIRE TV STICKなどを使ってストリーミングを楽しみたいのにできない。
具体的には外部入力がないのでソースが増やせません。
もうご存知に方も多いと思いますが、
ビートソニックから発売されている外部入力アダプターを使えば外部入力を使えるようになる適応車種がたくさんあります。ただし、DVD/CDのソースを使えなくしてしまいますので、そこは使用頻度を考えて判断していただくことになります。すでに配信サービスやYOUTUBEで音楽などを楽しんでいるという方々はディスクを持ち歩くということもないであろうと思います。
お客様からのお問い合わせは連日頂いています。車種にもよりますが、基本的に外部入力アダプタ、HDMIの変換、ケーブル、取り付け、その消費税でおおよそ7万円くらいかかります。プラス、iPhone のミラーリングであればAVアダプター、ファイヤースティックの場合は別途お揃えいただくこととなります。気になる方はぜひお尋ねください。
もうひとつ、ソースを追加するというお話で、この方法のお問い合わせは多くありませんが、ブルートゥースを追加したいというのもたまにあります。やはりメーカー純正ナビが一体式で社外ナビに変えられない上に、ブルートゥースがついていない車種。大掛かりなことはしなくていいけどブルートゥース機能だけを追加したい、そんなときに便利なものが出ました。
オーディオコントロール社のACX-BT1。ブルートゥースで受けた信号をRCAに変換して出力。純正ナビの外部入力につなげれば、「VIDEO」や「AUX」のソースでブルートゥースの音声を再生することができます。もしくは、ヘッドユニット無しで直接アンプに接続してしまうなんてこともできますね。
19800円税込みの価格は、社外のプレーヤーがつけられるお車では安価なブルートゥース機能付きのプレーヤーにするほうがいい場合もあると思います。純正ナビが変えられないとか、今の現状にブルートゥースだけを追加したい場合には省スペースで比較的簡単に追加できるのでいいですね。いろんな発展性のある商品だと思います。
今日はソースを追加できる商品を2つご紹介しました。ではこのへんで。