【同軸スピーカー選び】

今日は久々の雨。これが花粉や黄砂を洗い流してくれるといいですね。

本日は

W123をお預かりしました。このきれいな状態から考えるとそうは見えませんが、このモデルは40年くらい前になるそうです。今回はスピーカー交換でお預かりいたしました。

フロントスピーカーに以前モレルのマキシモを施工させていただいていました。今回は同じくモレルのワンランク上、テンポウルトラシリーズのスピーカーへグレードアップし、マキシモはリアへ移設という内容です。

フロントは純正ダッシュ上に10cmサイズがはいります。今回は同軸スピーカーをチョイスしていますが、純正スピーカーのカバーとのクリアランスがかなりギリギリ。同軸スピーカーの多くはツィーター部分がミッドレンジ部分のエッジよりも飛び出してしまうものが多く、その場合はツィーターが蓋に干渉してしまいます。ということで同軸スピーカー選びには注意が必要です。

今回取り付けのモレル テンポウルトラ インテグラシリーズはご覧のようにツィーター部分が出ていません。

同軸スピーカーと知らなければツィーターが付いているとは気づかないくらいです。

同軸スピーカー選びのときにはこういう部分も気にして選んでみてください。

さて今日はこのへんで。

【RESOLUT(リゾルト)】

今日は新製品の試聴をするために北九州まで。イース・コーポレーションさん取り扱いの新しいDSP。価格帯的にはマイクロプレシジョンやZRオーディオなどのスーパーハイエンドシリーズに新しく加わるDSPブランド、

【RESOLUT(リゾルト)】

Resolut A-DSP 264,000円

Resolut J-DSP 484,000円

Resolut T-DSPmk2 594,000円

Resolut M-DSP 880,000円

この4種類です。今回はAとTの試聴ができました。

こちらは今回聴いていないモデルです。M-DSPは16ch。基盤がダブルなのでシャーシもこのモデルだけ高さがあります。

組み合わせたアンプ、スピーカーはマイクロプレシジョン。

以前、このアンプの試聴会は当店でも行いましたが、これは次元の違う表現ができるアンプでした。

今回の試聴はまずDSPなしでホームのDAC単体でアンプ・スピーカーの音に慣れてからDSPの音の聴き比べをしました。

一番下のモデルのみDACはAKM。その上の3機種はESS。Aシリーズは一番下とはいえ30万円弱という価格だけに、現在よく取り付けている各社のDSPと比べてもなかなかのクオリティーです。特徴としては緻密というよりはエネルギッシュでありながらも心地よい耳障りの良いサウンド。中高域にかけて分離感が優れている印象でした。

Mシリーズになると、基本的にはその感じが残っていますがさらに低域でも解像度が上がってアンビエント情報が増えてきてステージの雰囲気や空気感が伝わってくるようなサウンドでした。

これから先、いろいろとこのDSPに追加するためのモジュールも出てくる予定だそうです。

一部の欧州車のMOSTから信号をもらうことができるモジュールやブルートゥースモジュール、それ以外にもあるそうです。

あと、この4機種全てにおいてアナログインプットはオプションになります。こちらもモジュールを追加という形で対応していきます。

今回の試聴はアナログインプットモジュールで試聴しましたが、このモジュールもしっかりとこだわっていてよかったです。合わせてDAPを使ったデジタル入力も試聴しましたが、比べてしまうとアナログよりもデジタル入力のほうがワンランク上の質感でした。

まだ数少ないハイエンドDSPというジャンルがこれから徐々に熱くなってくるかもしれませんね。

まもなく発売です。

 

【イクリプスにスピーカー取り付け。】

急に暖かくなって、花粉が急激に飛び始めたようですね。花粉症の方にはとてもつらい季節になりました。毎年起きるこの花粉問題、根本的な解決はできないものなのでしょうか。

さて本日は

昨日お預かりした新車のプラドへのセキュリティー取り付け。慣れた車ですが、一台一台初心のつもりで丁寧に。

こちらは左ハンドルのエクリプス。懐かしいですね。もう国内にはそんなにたくさん走っていないのではないでしょうか。当店は結構こういう珍しいお車が入庫してくるので刺激的です。

こちらのお車はスピーカー交換。

アメリカのKICKER。イメージ的にも車によく似合いますね。

軽やかで明るく、そして優しい音色が特徴。

今回はインナーでの取り付けですがアウター加工してこのグリルをつけるとこれまたアメリカンなイメージで良さげです。固定ネジもちょっとゴツメのネジを選んだりして。

スピーカーの奥行きが浅く、またツィーターも小さめなので幅広い車種へ取り付けができるスピーカーです。当店試聴室にて試聴可能です。

さて今日はこのへんで。

【ジムニーへのシステムアップ】

この写真を撮った時はちょっと曇ってましたが、一日を通して暖かな、というよりちょっと動き回ると汗をかいてしまうくらいの陽気でした。この調子が続くならば、桜の開花はあっという間に来そうです。というより今年が寒かったから我慢していたスギ花粉たちが一斉に飛んできそうで怖いですね。

さて、本日は

つい数週間前にFOCALのジムニー用トレードインスピーカーをお買い上げいただいたお客様から、早速のシステムアップをご依頼いただきまして施工させていただきました。

今回はお手軽低音増強セットにて

パワードウーハーの設置。ジムニーの場合はとくにドアスピーカーが小口径タイプになってしまうので低音は不足しがち。純正のDOPヘッドユニットが偶然カロッツェリアのちょっと調整機能が豊富なものだったのでそれで音作りはしていましたが、やはりないものを出すことはできません。低音をどっしりと再生するにはやはりそれなりの口径のスピーカーが必要です。

今回はアメリカのロックフォードのJPS-100-8。8インチサイズなので20cmです。当店で用意しているパワードウーハーの型取りサンプルを実際にお車に合わせてみてどのくらいのサイズが入るかを検討して、その大きさの中からお好みのものを選んでいただきましたのでシート下へのフィット感は予想通り。

そして、音の方も思っていたとおりに行きました。ヘッドユニットが調整機能がしっかりあったのでパワードウーハーの音もしっかりとダッシュボード上へつながり音像の再現を助けてくれています。低音が鳴るだけではなくステージの中の楽器の一部として機能しています。

短期間でぐっと音が良くなってしまいましたが、次のスッテプは何でしょう?ヘッドユニットはこのまま活かして、次はアンプあたりでしょうか・・・

いつか、物足りなくなった時はまたご相談ください。ありがとうございました。

【パンテーラ施工をご検討中の時は、】

本格的に春らしい天気になりました。昼間なら外では薄着で済みそうです。ただ、黄砂なのか花粉なのか、車は小さなホコリで白くなっていきます。空気中にこれがいるのかと思うと、コロナの影響で日常になったマスクのありがたみを感じますが、それでもできることならマスク生活は終わって欲しいですね。

さて、今日は平日ながら忙しく、こんな日にちょっとドキッとするメールが来てました。ユピテルのパンテーラの欠品情報。全国的にパンテーラの需要が多くなっているのか最近時折欠品があります。次回の入荷目処があるようですが、バックオーダー分などもあるのでしょう、店舗ごとの注文上限が定めてありました。

当店で取り付けご予約いただいている分は確保していますが今の所流動的のようで、お車にセキュリティー、とくにパンテーラをご希望の方は納車前で構いませんのでまずはご相談ください。

【黄砂も本格的に】

3月に入って早1週間。春らしい日が多いですが、朝晩の冷え込みは冬そのままでまだまだ服装に油断は禁物です。福岡の空は今日は黄砂で見通しが悪く、これもまた最近の春あるあるです。

さて、

ピットでは今日もランクルプラドへセキュリティーの施工。

こちらもセキュリティーの施工です。フォルクスワーゲンのトゥーラン。VIPERでエンスタも取り付けです。

さらに99セットでスピーカー交換、そして純正メーカーオプションナビへVISITを使っての外部入力取り付け。パイオニアの通信モジュールやスマホのテザリングを使えばSpotifyやNETFLIXを使えるようになります。

そしてこちらは別のお客様の取り外し機材。お車買い替えのため、今のお車からオーディオ機材を取り外しました。なかなかの錚々たるラインアップ。次のお車でどんな音を奏でてくれるか楽しみです。

という所で今日はこのへんで。

【プラドにセキュリティー、ハリアーにDSP】

ここ数日あたたかです。今日も春を感じさせてくれますが、ニュースでみた黄砂飛来というワードにちょっと嬉しさも半減しました。急激に花粉も飛び始めていますね。コロナも含めてマスクでしっかりと対策してきましょう。

さて本日のピットは、というよりも本日も

ランクルへのセキュリティー取り付け。本日はプラドです。午前中、ランクル300を納車せていただき、本日はこの作業。そして明日もまた別のランクルへの施工。続いていきます。

こちらではオーディオの作業が進んでいます。ハリアーへの

DSP取り付け。アンプ内蔵DSP、ドイツHELIXのV EIGHT DSP Mk2。

このDSPと一緒に

パワードウーハーをお買い上げいただきました。イタリアのAUDISON。

APBX 8AS2 80300円(税込み)

幾分薄く見えますが、高さは約16cm位あります。一部軽自動車などでは助手席下にバッチリ入る車もあるそうです。箱の容量が比較的取れていてスピーカーがしっかりとストロークしてくれるので深い低音再生が可能です。しかもアンプ部の設定で内蔵クロスオーバーをバイパスさせられるので今回のようにDSPと組み合わせる時はありがたいです。

パワードっぽくないウーハーの音をお求めの時はぜひご検討ください。

【モレルの新スピーカーを試聴室に追加】

3月入ってからのピットはまるでランクルショップ。

手前にプラド、その横と後ろはランクル300です。

納車前や納車直後の新車ばかり。ピットにランクルが入っている日はほぼランクルの新規の商談が入るという半ばジンクスのようにランクルのお客様が集まる店になってまいりました。

さて、今日は試聴室に導入した新しいスピーカーのご紹介。

イスラエル製のモレル。カーオーディオファンにはとても人気のブランド。トップグレードからエントリーモデルまで一貫したモレルサウンドが楽しめるのでご予算に応じてスピーカーをチョイスすることができます。

今回導入したのはmaximoというエントリーモデル。maximo ultra 602HE Mk2

税込み69300円。まだ99セットにアップしていませんがお問い合わせいただければ価格はご案内いたします。

このモデルにはツィーターの置型マウントが斜めのものが付属しています。

パッシブネットワークはツィーターにインラインタイプのネットワーク。ローレンジスピーカーは広域にかけてロールオフしているようでツィーターとのつながりは良好です。音は結構明るめのサウンド。あたたかな電球色ながら、調光スイッチを少し明るめに設定したような華やかなイメージです。エージングでどの方向に落ち着くのかも楽しみですね。しばらく試聴室でエージングしてみます。

試聴希望の方はぜひご来店ください。お待ちしています。

当店のYOUTUBE試聴サンプルへは後日追加します。お楽しみに。

【ジムニー専用トレードインスピーカーFOCAL】

本日で2月も終わりまして、明日から3月。春にまた一歩すすみますね。暖かくなり、寒くなりの一進一退、三寒四温。しかし春はすぐそこです。

さて本日は

ジムニーのスピーカー交換。ジムニーもシエラも、思えば初代のジムニーからスピーカー取り付けには一癖あるのがジムニーですね。

現行モデルのジムニー・ジムニーシエラは純正スピーカーのサイズが小さく、一般的な市販スピーカーの16cm、17cmあたりはすんなり入りません。当店では17cmの薄いものであればインナーでインストールしていますが、それでもバッフルは専用で用意しないと付きませんし、スピーカーチョイスの選択肢はどうしても狭くなりがち。

すこし予算をかけても加工無しで良いスピーカーを選んでみたい、そんなときに登場したのが

こちら。FOCALのジムニー専用スピーカー

完全にジムニー専用です。

これが付属品です。黒いリングは分厚い金属製のバッフル。そして右の黒いパーツはドアミラー裏のカバーにツィーターが取り付けられるように加工されたパーツ。

まるでカスタムしたかのような見栄えですが、純正部品は残っていますので元に戻すことも可能。

ドアバッフルがかなり強固なので低域も膨らみにくく、これがトレードイン交換でだせるクオリティーでないことは一聴瞭然。

とくに今回はヘッドユニットがカロッツェリアの内蔵アンプでマルチ接続可能なモデルだったので、調整するとびっくりです。今回トレードイン取り付けでしたのでドアチューニングもほぼなしなので施工も短時間で終わりました。

こちらの商品、ジムニーキット込みで88,000円(取り付け別)。トレードインとしては少し高めですが、完全なジムニー専用としての音に対するこだわりを考えるととてもお得です。

気になる方はぜひ。

 

【ウーハーのなり方が見違える、LC1i】

すっかり春の陽気になりました。数日前までの極寒の冷え冷えした空気が一転して心地よい暖かさ。上着一枚脱いでも寒くないなと思わせてくれる日差しです。日曜だし、春日和だし、こんな日はドライブとか公園とか動物園とかのんびりできるところにお出かけされた方も多いかもしれませんね。もう3月、春の訪れもすぐです。

さて、本日のピットは

常連様のオーディオのシステムアップ。高級ユニットがゴロゴロ。今回はシステムの要を入れ替えるので

トランクの機材をごっそり下ろしました。ウーハーボックスも含め、たぶんこれだけで40から50kgくらいは重量が違うと思います。

さてこのお客様のお車でも使っているのが

オーディオコントロール社のラインドライバー。LC1i。ヘッドユニットとアンプの間に挟みます。ヘッドユニットからの音声信号を増幅してアンプへ送り込むもの。このお車の場合DSPを使っていますのでDSPのRCAアウトからアンプへのラインへ割り込ませます。

かつて、20年とか30年前のカーオーディオのヘッドユニットは出力電圧が低く、ラインドライバーの使用頻度はかなりのものでしたが、最近は性能が良くなって出力電圧もそこそこ高く使うことが少なくなっていました。場合によっては増幅するときにヒスノイズも増幅されてしまうなどの影響もあったり、最近のハイレゾなどに代表される高音質オーディオの世界では忘れられつつある存在でしたが、最近当店ではこれをサブウーハーのアンプへ使うことをおすすめしています。

これを入れると入れないでは深い低音の存在感が圧倒的に変わってきます。高い電圧でアンプに送り込むことによってアンプにかかる負荷も下がりトルクが掛かるようになって、アンプのゲインは下げの方向で設定できるので発熱、ノイズ、いろんな部分でのメリットがあわさり音の変化へ繋がります。デメリットはラインドライバーの購入はもちろん、このためのRCAケーブルが必要です。

あと、このLC1iとアンプのゲインのバランスをうまく組み合わせてあげることも重要で、アンプにも美味しいゲインの位置があるのでそことラインドライバーの電圧の駆け引き、そんな感じでしょうか。

昔からのカーオーディオユーザーにはオーバードライブというラインドライバーが定番でしたが、このLC1iはその機種にできなかったハイレベルでの入力もできるようになっています。つまり、ラインドライバー付きの高音質ハイローコンバーターとして使えます。

本体価格は24200円税込み。おすすめです。

メーカーサイトはこちら

 

 

24200円。