久々のブログになりました。ちょうど1週間くらい前。金曜日早朝、2時くらいでしたが、車で出発して自走で静岡まで行ってきました。
ハイエンドカーサウンドコンテスト、だいたいハイコンと略されています。
ヨーロピアンサウンドカーオーディオコンテストはヨーロピアンとか、ユーロコンとか言われていますね。
その、ハイコンに行ってきました。
当店からのエントリーは2台。エントリフィーが2万円で、静岡までの交通費や宿泊を考えると、遠方なのでかなり不利ではありますが、熱い情熱を持ったユーザーさんのおかげで当店も毎年参加させていただいています。
このハイコンはショップの協力で運営しているので、ショップも会員になって当日は会場でお手伝いをし、支えていかねばなりません。そんなわけで、僕は前日の設営から参加させていただきました。
当日も車の搬入や審査員の先生のアテンドなど大忙しの2日間でしたが、運営する側だからこそのいろいろの経験もさせていただき、毎年ながらショップの皆さんのチームワークもよくうまく運営できたのではないかと思います。
今年は会場を静岡に移して行われました。
インドアなので雨の心配もなく、かつてのパイコンのようにエンジンOFFで大きな安定化電源を繋いでの審査ができます。車のオーディオなのでエンジンを切って試聴するのはどうか?そんな意見が昔はよく飛び交っていましたが、いろいろな条件やルールのコンテストがあって、このコンテストはパイコンの流れを組んだコンテストであるのでそれを受け継いだ方が自然だと僕は思います。また、そういう最高のコンディションでのカーオーディオの究極を極めるというのも、難しくありチャレンジする価値のあるものです。
実際、お店で調整する時はまずはエンジンONで調整して行きますが、ある程度まとまってくるとエンジンのオンオフの違いを認識しつつ、お店の電源機を繋いでかかっている電圧を見て音の違いを確認してと、とにかく繊細に音作りをします。この緊張感、集中力、これこそがコンテストの醍醐味ですね。
勝ち負けはともかく、ここまでのエネルギーが次に繋がる原動力、そしてここで培ったノウハウやクオリティーがどんどん施工するお客様の車に反映されていきます。
今回の結果は、
1日目の内蔵アンプクラスでルノーメガーヌが
5位入賞。スピーカーとウーハーはダイヤトーンですが、施工したばかりでエージング途中にも関わらずいい結果になりました。
2日目はハイレゾBクラスで常連のプリウスのお客様。
こちらは前回のユーロコンでエソタークラス優勝しましたが、そこから思い切ってのシステム替え。カロッツェリアXを外してヘリックスDSPプロMk2へと変更。その後短期間ながらも、チームのみんなで音作りを煮詰めて課題曲の表現を話し合って作り上げましたが、残念ながら入賞はできず。
音の仕上がりも良かったので入賞の期待もしていたんですが、全国の壁はやはり厚い!しかし、今回の結果をもう一度検証して次につなげたいと思います。
というようなわけで、密度の濃い2日間を過ごしました。
運営に携わったみなさまお疲れ様でした。2日間たくさんの車を審査していただいた先生方、ありがとうございました。コンテスト運営にご賛同いただきブース出展等ご協力いただいたメーカー様、ありがとうございました。
当店からのエントリーのために、当店のお客さん達にも勉強会や調整会でいろいろと助けていただきました。ありがとうございます。これからも、いい音を皆さんで考えながら作っていきましょう。
さて、今日はこのへんで。