届きました!6月8日本日発売です。
DIATONEのニュースピーカー。DS-G400。税込み110,000円。
DS-G300が88,000円でしたから少し価格はアップしています。
この後継機としてどんな音になったのか非常に楽しみなところです。
片方がDS-G300で片方がDS-G400。見た感じでは全くわかりませんが、
答えは右がDS-G400。
裏を見るとセンター部分の色が違いますね。それ以外ではほぼわかりません。一番需要な改良点は、NCVがNCV-Rに変わったこと。これはミッドレンジだけでなくツィーターも変更されています。
DS-SA1000で採用されたNCV-RはSA1000のピュアボロンツィーターに合わせられるミッドレンジを追求した結果生まれたそうです。その技術がこのDS-G400に活きている、といった感じなんですね。資料で見るとこれ以外にもかなり細かい処理が施されていて見えない細部に緩衝材がアチラコチラに入れられたりしてます。
ツィーターは、ハウジングが変わっているようでひと目で分かります。色はDS-SA1000をイメージしたメタリックブランだそうです。ハウジング形状の変更は内突法規に準拠させたためなんだとか。
スペックとしてはともかく、どう音が変化したのかは聴いてみるしかありません。ディスプレイにDS-G300と並べて設置しています。思ったより、だいぶ変わっていたので驚きました。資料で低域の・・・という言葉が多かったですが、これは低音がよく鳴るというのはなく低音が良くなっていますね。量が出るということではなく、かなりしっかりと解像度を持ってなるので、再現力が段違いです。これはワンランク上のスピーカーと言っても過言ではない。
ピアノソナタではピアノの重量感がDS-G300との比較試聴であきらかにG400にリアリティーが感じられます。G300も決して悪くないのに、G400ではそこにあるかのような実像感。
それからツィーターとミッドレンジが同素材であることの音の一体感はDS-G20からの特徴ですが、このNCV-RになったこのG400は更にそれが進化してクロスポイントを全く感じさせないようなつながりです。ネットワーク素子の定数も変更しているというのもきっとあるんでしょうね。
とてもいいですね。しばらく比較試聴可能ですのでご希望の方はぜひご来店ください。
さて、今日はこのへんで。